こどものくにからきたオトナコドモ

オトナの世界に住むすべてのオトナコドモ達と、一緒にいろんな答えを見つけていくブログ。

こどものくにとオトナのくに

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みなさんは

こどもの頃は、どんなこどもでしたか?

 

わたしは

「人はなぜ生まれてくるの?」

「生きるってどういうこと?」

「オトナになるってどういうこと?」

...etc…

いわゆる「人生」や「生き方」というものに

『ナゼ?』や『どうして?』がいっぱいな

こどもでした。

 

"目に見える世界"と

"目に見えない世界"とが

いつもそこに同居していて

その中を当たり前に生きている感じ。

 

だから

この『オトナの世界』が

不思議で不思議で仕方なかった。

 

衝動や動機やプロセスよりも

ひたすら理由や結果を求める。

そんな

「目に見えるものを重視するオトナの世界」。

 

『常識』というそのたった一言のために

本音を押し殺して喜怒哀楽までもコントロールする。

そんな

「ホントとウソを使い分けるオトナの世界」。

 

すでに答えがあるものが大事で

あらかじめ用意されたその答えにそぐわないものは

全部不正解とする。

そんな

「◯と✖️が大好きなオトナの世界」。

 

物事は白でも黒でもなく

かといって真っ赤でもダメで

何でもうやむやな色にしておきたがる。

そんな

「グレーばかりのオトナの世界」。

 

…そしてなにより。

 

それらがまるで正義だ、とでもいうように

それはそれは大きな顔をして

そこら中に横たわっている。

そんな、オトナの世界。

 

そんな

"不思議"の世界を生きていました。

 

もうすぐ

あと数ヶ月で40歳になるというのに

こどもの頃からの

『ナゼ?』や『どうして?』に答えは出せず

それどころか

『ナゼ?』や『どうして?』が

どんどん増えて、大きくなるばかり。

 

約40年分、歳も。経験も。

人並みに積んできたはずです。

 

もちろん、

うまくいったことも

うまくいかなかったこともあったし、

苦い思いも

痛い思いも

楽しい思いも

嬉しい思いも

悲しい思いも

たくさんしてきました。

 

その中で

いつのまにか

空気を読むこともうまくなったし

TPOによって色んな顔を使い分けることも

できるように

一応は、なりました。

 

…でも。

 

何故なのでしょう?

 

全然オトナになりきれません。

 

それどころか

オトナの世界の住人であることに

違和感や疑問を感じるんです。

 

一見かっこよく聞こえる"オトナげ"

などというものに

悲しさすら覚えるんです。

 

わたしたちは

ほんとうは

みんな

『こどもの世界の住人』だったはずなのに。

 

いつからオトナになったんだろう?

 

いつからオトナのフリが上手になったんだろう?

 

本当に知りたかったことは

オトナになってちゃんと知れたかな?

 

本当に大切なものを

こどもの世界に忘れてきていないかな?

 

オトナの世界での生活に

あまりに親しみすぎてどっぷり浸かって

何か大事なことを見落としていないかな?

 

そんな気がするのですが

あなたはどうですか?

 

よかったらコメントなどいただけると嬉しいです。